XMで原油(OIL)取引する方法【必要証拠金と注意点】

XM CFD取引

原油(OIL)取引のざっくり解説:

  • XM原油はレバ66.6倍固定
  • 早朝以外ほぼ24時間取引可能
  • OILとOILMnがある,違いはサイズ
  • 原油1lot必要証拠金は約900円
  • XMで原油取引する方法【図解】

原油は非常に大きな値動きをするので、ハイレバレッジでトレードできれば大きな利益を出すことができる取引対象です。

そしてXMでは原油を高いレバレッジと狭いスプレッドで取引できる環境が整っています。

この記事ではXMが提供する原油CFDの説明と、その具体的な方法、さらには注意点について解説しています。

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”green” bg=”green” style=”maru”]XMではレバレッジ66.6倍で原油を取引できるので国内業者より大きな利益を上げるチャンスがあります。[/chat]

ちなみに日経225CFDについてはコチラの記事で。

XMで日経225CFD(JP225)を取引する知識と具体的方法
この記事のざっくり解説: XMは225をレバ200倍で取引可能 現物JP225Cash、先物JP225の違い XMで日経225CFDを取引する方法 lot数の間違いに心底後悔したXMでは為替以外にも日経225指数やダウ指数のCFDを高いレバ...

 

XM原油(OIL)取引の基礎知識

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”green” bg=”green” style=”maru”]原油を始めとしたCFDはFXと比べてレバレッジや取引時間が異なります。値動きが激しいのでしっかり学んでおきましょう[/chat]

原油CFDは商品先物より良い

XMで取引できるのは原油の現物ではなく先物のCFDになります。CFDとは一定の証拠金を預けることでレバレッジをかけて指数を取引する差金決済です。

基本的に原油現物と同じものと思って構いません。

この原油CFDは原油の商品先物よりもレバレッジが高く、取引時間がほぼ24時間で、かつ手軽にトレードができるとあって投資初心者にも原油トレードができるようになっています。

原油CFDのメリット:

  • 高いレバレッジ
  • 狭いスプレッド
  • 取引時間がほぼ24時間
  • 口座開設だけで手軽にトレード

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”green” bg=”green” style=”maru”]ついでに言うなら国内の商品先物業者は詐欺行為をやりまくっている悪質業者ばかりなので、全く信用できません。[/chat]

 

原油が急激に動く理由

原油はガソリンなどの燃料になるだけでなく、精製してプラスチックや合成ゴムなどの石油化学製品の材料にもなるなど現代生活に必須の資源です。

そのため常に世界中で取引がされており値動きがあります。

これだけでも値動きが大きな要因になるのですが、原油にはもう1つ大きな要因が存在します。

それは政治的要因です。

原油は生産国が少なくアメリカ・ロシア・アラブ諸国など一部の国が独占しており、その国々によって生産がコントロールされています。

それらの国は原油の生産を時に政治的なカードとして利用します

シェール革命に成功したアメリカは原油価格を下げようとします。

価格が下がると困るアラブ諸国は増産せずに価格を高止まりさせようとします。

本来は価格を高止まりさせたいロシアも、外貨がほしいのでアラブ諸国を尻目に増産してしまったりします。

各国の利害が入り混じり増産や減産が政治的に決められてしまうことで、急激な需給の変動が起こり、結果値動きが非常に大きくなるのです。

このように原油は非常にボラティリティが高い銘柄であり、その変動を上手に取れれば大きな利益を上げることができます。

原油が動く大きな要因

  1. 原油そのものの需給
  2. 産油国の政治的要因(米,露,中東)
  3. 戦争などの地政学リスク(中東)
  4. 先進国の技術革新(シェール革命)

ちょっと原油関連のニュースが出ただけでこんなに需給が一方的に偏るのが原油の特徴です。

ちなみに上記はXM公式サイトのTOPページ下段にある、各取引商品の買いと売りの需給バランスを示したグラフです。

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”green” bg=”green” style=”maru”]ボラが大きいというのはハイリスクでもあります。ただ大きな利益を得るには大きな勝負が必要です。[/chat]

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”green” bg=”green” style=”maru”]原油はその勝負に最適なハイボラティリティを備えていますね[/chat]

 

XMの原油CFDのシンボルは「OIL」

XMは海外業者のため原油先物という日本語名ではなく、『OIL』という名前の銘柄でCFDを提供しています。

またXMでは通常の原油CFD以外にも、取引単位が小さい原油ミニ『OILMn』も取り扱っています。

原油ミニはスプレッドやレバレッジなどは同じですが、原油CFDの10分の1の取引サイズです。

  • 原油CFD: OIL
  • 原油ミニCFD: OILMn
  • 2つはほぼ同じだが、取引サイズのみが異なる

2種類の原油CFDを自分の用途別に使い分けられるのが特徴です。

 

原油CFDの取引時間

FXの場合は土日を除く24時間取引可能ですが、CFDの場合は取引時間が予め決められています

OIL、OILMnどちらも取引時間は同じです。

早朝などは短期間にせよ取引不可能な時間帯があることを覚えておきましょう

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また取引時間は冬時間、夏時間で1時間ずれるため、その点についても注意が必要です。

下記記事にて日経225やその他の金融商品の取引時間も記載しているので、気になる方はチェックしてください。

XMの銘柄取引時間【日本時間&サマータイム表示】
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原油CFDには隔月がある

XMが提供する『OIL』『OILMn』は正式には原油先物CFDになります。

そのため1ヶ月間の取引期限が設定されています。

1ヶ月の期限を迎えた先物を保有していると、満期になってポジションが強制決済されてしまいます。注意しましょう。

取引期限はXM公式サイトのCFD銘柄:エネルギーページ中段のタブ『カレンダー』に記載されています。

(クリックすると画像が拡大します)

図のようにOILは毎月期限が来ており
15-20日の中旬に満期になっています

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”green” bg=”green” style=”maru”]月の中頃には満期に注意して、なるべく持ち越しをするのを止めておきましょう。[/chat]

原油CFDにはスワップが無い

XMが提供する『OIL』『OILMn』は原油先物にあたるため、スワップポイントがありません。買いでも売りでもマイナススワップがつかないので短期トレーダーだけでなく長期トレーダーにとっても嬉しい仕様です。

ただし、先に述べたように1ヶ月間の取引期限が設定されているのでスイングトレードをする時は満期に注意しておきましょう。

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”green” bg=”green” style=”maru”]初心者の頃は、満期を見落として強制決済されたことが何回もありました・・・[/chat]

 

実際の原油トレードする上で必要な知識

トレードする前に原油の1lotの取引金額や必要証拠金を知っておきましょう。

 

原油CFDのレバレッジは66.6倍

XMでは口座ごとに1~888倍のレバレッジ設定ができますがCFDは銘柄ごとに個別のレバレッジが設定されています

そのため必要証拠金がFXとは別の計算になります。

[box05 title=”原油CFDの証拠金率”]

原油CFDの証拠金率は1.5%
これはレバレッジ66.6倍です
※OIL,OILMn共通です

[/box05]

ちなみに国内業者であるDMM証券やGMOクリック証券で取引できる原油CFDは最大レバレッジが10倍までです。

XMとは6倍以上の差がありますね。

 

原油の1ロット必要証拠金の計算

次は原油CFD1ロットの具体的な証拠金を例をとって計算してみましょう。

上述のようにCFDはFXとは別のレバレッジが設定されており、計算式が異なります。

実際のCFDの必要証拠金は『ロット数』×『コントラクトサイズ』×『オープン価格』×『証拠金率』という計算式で求められます。

各用語の解説や、コントラクトサイズや必要証拠金をどこで参照するかはコチラの記事で解説しています。

XM CFD証拠金計算方法を徹底解説【用語解説付き】
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この記事では具体的な数字を取得する方法だけ記述します。

注文画面にて『ロット数』『オープン価格(約定価格)』を取得

XM公式のCFD銘柄:エネルギーにて原油の『コントラクトサイズ』と『証拠金率』を取得。

※コントラクトサイズは取引サイズ

OILのコントラクトサイズ100Barrelsに対して、OILMnは10Barrelsと10分の1になっていることが確認できますね。

情報を再確認して計算します。

[box05 title=”OILの必要証拠金(ドル換算)”]

『1』×『100』×『53.56USD』×『1.5%』=80.34USD

1ドル=110円とすると

80.34×110=8837.4円

[/box05]

 

[box04 title=”OILMnの必要証拠金(ドル換算)”]

『1』×『10』×『53.56USD』×『1.5%』=8.034USD

1ドル=110円とすると

8.034×110=883.74円

[/box04]

このように算出できました。

  • OILを1ロット取引するには約9000円の証拠金
  • OILMnを1ロット取引するには900円の証拠金

 

原油の利益計算

『OIL』は100Barrel、『OILMn』は10Barrelの取引になりますが正直バレル表示ではよくわかりませんよね。

簡単に『OIL』で1円抜いたら1万円、『OILMn』で1円幅抜いたら1,000円という感覚で覚えておきましょう。

原油はちょっとした要因で簡単に数円幅暴騰したり暴落したりするので、取引ロットはやや少なめでトレードするのがコツです。

 

 

XMでOILをトレードする方法

MT4/MT5を利用してトレードする方法を紹介します

XMに口座開設をする

まだ口座を保有していない方はXM公式サイトに飛んで、画面中央右にある『口座開設』ボタンを押すと口座開設フォームに進めます。

[box04 title=”原油取引にオススメな選択”]

  • 口座タイプ:マイクロ,スタンダード,ZEROどれでも取引可能
  • 口座通貨:わかりやすいJPY(日本円)かUSD(米ドル)
  • レバレッジ:最初から原油は66.6倍に固定されているので100倍以上を選択すれば自動的に最大レバが適用される
  • プラットフォーム:速度が早いMT5
  • ボーナス:受け取る

[/box04]

XM公式ページ

 

OILを取引するには取引ツールであるMT4かMT5をインストールする必要があります。まだインストールしていない方はコチラの記事を参考にインストールしましょう。

XM MT5 を新しくインストールする方法【図解】
この記事のざっくり解説: 最新版MT5のダウンロード方法 MT4/MT5のインストール方法この記事では最新バージョンの『MT4・MT5のダウンロードの方法』、及び『インストール方法』を解説します。まずはXMの公式サイトからプログラムをダウン...

 

OILをMT4に表示させる

MT4/MT5をインストール直後には『OIL』や『OILMn』は気配値表示に表示されていません。

そのため取引しやすいよう気配値表示に追加します。

OILを追加する方法(MT4):

  1. どこでもよいので気配値を右クリック
  2. メニュー『通貨ペア』を選択
  3. CFD Future を展開
  4. OIL、OILMnをダブルクリック
    /または『表示』をクリックする

①気配値表示のどこでもよいので右クリックします。

②表示されるメニューの中から『通貨ペア』項目をクリックします。

③通貨ペアリストが表示されます。

この一覧の中で「CFD Future」にOIL,OILMn両方あります。

銘柄を選択してダブルクリックするか、右の『表示』ボタンでMT4に追加されます。

 

OILをMT5に表示させる

MT5の場合もやり方は同じですが項目名が微妙に違います。

OILを追加する方法(MT5):

  1. どこでもよいので気配値を右クリック
  2. メニューから『銘柄』を選択します。
  3. 『CFD > Futures > Energies』のリストからOIL/OILMnを選択してダブルクリック

①気配値を右クリックするのは一緒です。

②MT4の場合は「通貨ペア」でしたが、MT5の場合は『銘柄』をクリックします。

③通貨ペアリストと同じ「銘柄」ウィンドウが出ます。

ここでOIL/OILMnは『CFD > Futures > Energies』のリストにあります。

OIL、OILMnを選択してダブルクリックするか、左下の『銘柄を表示』するをクリックするとMT5に銘柄が追加されます。

 

OILをトレードする

表示させたOIL,OILMnを右クリックすると『新規注文』ができるようになります。

『新規注文』をクリックすると「オーダー画面」になります。

各項目:

  1. カウントダウン(成行)か、指値注文を選べます
  2. ロット数です。OILは1lot以上が標準になります
  3. ストップ注文です。ex:52.00
  4. 利益確定注文です。ex:60.00
  5. 買い、売り、どちらかをクリックで成行注文が執行されます。

 

紫色でくくったのはOILのコントラクトサイズです。

OILMnはOILの10分の1になっていることが確認できますね。

 

OIL取引の注意点

OIL、OILMn 両方を併用取引している際にロット数に注意が必要です

絶対に確認し、覚えておきましょう!

 

両方しているとロット間違いしやすい

『OLIMn』は『OIL』の10分の1になり、取引サイズが小さく初心者には使いやすい銘柄となります。

しかし『OILMn』に慣れて取引ロットを増やしてきた頃に、間違えて『OIL』に大きなロットを入れて取引してしまう可能性があります。

 

取引サイズの違いをきちんと理解していないとOILMnを50lot取引しているつもりでOILを50lot取引してしまう間違いを引き起こしてしまいます。

XMのハイレバレッジでは少額の証拠金でポジションが立ってしまうのです。

 

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”green” bg=”green” style=”maru”]XMはハイレバなので10倍くらいの間違いだと実際に注文が通ってしまうことが多いのです・・・[/chat]

 

まとめ:原油CFDは取引銘柄を固定しよう

XMでは原油CFDをレバレッジ66.6倍で利用できる上に、スプレッドも狭いので大きな利益を狙えるチャンスが沢山あります。

特に原油はテクニカル要因よりも、政治的なファンダメンタル要因によって大きく上がったり暴落したりします。

原油関連イベントがある時は、原油にハイレバレッジをかけてひと勝負してみるのも大儲けの手段になりますね。

原油が大きく動くイベント:

  • 湾岸諸国の政治情勢
  • 湾岸諸国の戦争リスク
  • OPEC会議の動向
  • 影響の強い国の発言(ロシア、アメリカ、アラブ諸国)

注意点としては『OIL』と『OILMn』という取引サイズの異なる2銘柄があるため、両方を併用していると取引ロットの入れ間違いをしやすいことです。

これを防ぐためにも最初から取引する銘柄をどちらかに決めて、もう片方は表示させないようにするべきでしょう

しっかりと原油取扱に慣れて暴騰・暴落時にハイレバ勝負に利用しましょう

[box03 title=”原油CFDトレードまとめ”]

原油CFDの特徴

  • 原油CFDはボラティリティが大きい
  • レバレッジ66.6倍でトレードできる
  • 「OIL」と「OILMn」がある
  • 「OILMn」は「OIL」の10分の1
  • 「OIL」1lot必要証拠金は約9000円
  • 「OILMn」1lot必要証拠金は約900円

原油CFDの注意点

  • 政治的要因の急変動に注意
  • 先物なので1ヶ月で満期になる
  • lot数間違いによる誤発注に注意

[/box03]

 

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”green” bg=”green” style=”maru”]lot数入れ間違いに最大の注意を払いつつ、勝負をしましょう![/chat]

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]原油は株価指数以上に一方通行で動きやすいです![/chat]

 

[box04 title=”CFD取引のフローチャート”]

[/box04]

 

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