ダウが5%下落するとサーキットブレイカーで売買停止

XM CFD取引

アメリカのダウ30は世界の中心とも呼ばれる株価指数です。

株価指数CFDを扱っている業者であれば取引できないところなどなく、スプレッドも狭くほぼ24時間取引できる最重要銘柄です。

しかしあまりにも急変動が起こるとサーキットブレイカー(CB)という取引停止がかけられてしまい、一切の売買が停止します。

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”green” bg=”green” style=”maru”]売買停止というのは、新規注文だけでなく既存ポジの決済すらできなくなります![/chat]

 

サーキットブレイカーとは

サーキットブレイカーとは株式市場や先物取引において価格が一定以上の変動を起こした場合に、強制的に取引を停止させるなどの措置を行う制度である。

このサーキットブレイカーは1987年10月19日に起きたブラックマンデーをきっかけに導入されました。

ブラックマンデーではサーキットブレイカー(CB)が無かったため投資家の不安と恐怖から売りが売りを呼び、一日で22%も株価が下落したのです。

これを防ごうとサーキットブレイカー(CB)は導入されたのです。

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”green” bg=”green” style=”maru”]暴落中は、みんな不安と恐怖から売りが売りを呼ぶ状況になります。[/chat]

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”green” bg=”green” style=”maru”]ここで売買を停止させて、投資家に一旦冷静になることを目的にしています。[/chat]

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]また決済ができなくなるので、新規の空売りを抑制させる効果もありますね。[/chat]

 

ダウ時間外取引は±5%変動でCB

アメリカではNY証券取引所のS&P、NASDAQにサーキットブレイカー(CB)が導入されています。もちろんダウも対象です。

まず時間外先物(CFD含む)が前日終値より5%変動したら取引が停止します。

この取引停止は米株市場が開くまで止まっています。

[jin-img-shadow]

[jin-fusen2 text=”IG証券”]

米株関係の指数が取引不可の電話マークになっています。

[jin-fusen2 text=”XM”]

米株関係のCFDが灰色になり、取引不可になっています。

[/jin-img-shadow]

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]ポジションが捕まったまま取引停止になると、何にもできなくなります・・・[/chat]

「上げ」のサーキットブレイカーも発動する。

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”green” bg=”green” style=”maru”]ちなみに時間外取引は、5%上昇しても発動します。[/chat]

ダウ現物のサーキットブレイカーは三段階

そして米株現物取引のサーキットブレイカーは下記のように三段階に設定されています。

Level1は-7%、Level2は-13%、Level3は-20%で発動します。

Level1、2が発動すると15分間取引停止、Level3が発動すると終日売買停止になります

  • Level 1  9:30~15:25の間にS&P500が前日終値より7%下落したら15分間取引を停止する。
  • Level 2  9:30~15:25の間にS&P500が前日終値より13%下落したら15分間取引を停止する。
  • Level 3 時間帯に関係なくS&P 500が前日終値より20%下落したらその日は取引を停止する。

実はサーキットブレイカーは2013年に改定されましたが、2020年3月9日のコロナショック暴落でLevel1が発動したことが初めてです。

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]サーキットブレイカーは抑止なので、発動しないことが当然になっていました。[/chat]

[chat face=”bull-image-150×150.png” name=”おくお” align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]Level2以上の発動は今まで起こっておらず、これらが発動した場合どうなるかわかりません。[/chat]

サーキットブレイカー対策

基本的に売買停止になるので、サーキットブレイカーの対策はありません。米株市場が開くまで待つしかありません。

ただダウやS&P指数が止まっていても他の国の指数は動いているので、反対方法にポジションを持っていると損失が膨らんでいく可能性もあります。

その場合、リスクは高いですが別の指数「日経225CFD」や「ドイツDAX指数」などを代替として取引してヘッジする方法もあります。

XMにおける日経(JP225Cash)、ドイツ(GER30Cash)は取引時間がダウ(US30Cash)と同じため、時間が合わないということはありません。

ただし急激な変動には連動性は高くても、別の国の指数ですのでかえって逆に損失が膨らむ可能性も十分あります。

XMで日経225CFD(JP225)を取引する知識と具体的方法
この記事のざっくり解説: XMは225をレバ200倍で取引可能 現物JP225Cash、先物JP225の違い XMで日経225CFDを取引する方法 lot数の間違いに心底後悔した XMでは為替以外にも日経225指数やダウ指数のCFDを高いレ...
タイトルとURLをコピーしました