XM MT4 での一目均衡表の雲の使い方
一目均衡表の雲とは、単純移動平均線に、雲のような厚みを持たせたもの、と考えて下さい。1936年に一目仙人こと細田悟一氏が約2,000人のスタッフと7年かけて完成させたジャパンオリジナルツールになります。時間の流れと相場のバランスを重視し、相場に参加している方がどちらを向いているかを視覚化したツールになります。
時間軸や空間軸を認識した難解なツールですが、その概念までを理解する必要はなく、シグナルと使い方だけ憶えればOKです。
英語名はそのまま Ichimoku Kinko Hyo になります。
ツールバーの【挿入】⇒【インディケータ】⇒【トレンド】⇒【Ichimoku Kinko Hyo】の順に選択して下さい。先ほどのMoving Averageのすぐ上になります。
一目均衡表のパラメータはそのままでよい
Ichimoku Kinko Hyoの設定ウインドウが開き、パラメータの設定を求められますが、このままで大丈夫です。
Ichimoku Kinko Hyoの設定ウインドウが開き、パラメータの設定を求められますが、このままで大丈夫です。
なぜなら、大多数のトレーダーは、デフォルトのパラメータのまま、一目均衡表の雲を使っているからです。多数派に相乗りするのが、FXの大原則です。トレンドは、多数派の方向に形成されるのですから。
適用されると下のようなチャートになります。
一目均衡表の雲にもまた、値動きを跳ね返す力があります。◎印の水準で、値動きの「雲」への侵入が阻まれていることがお分かり頂けると思います。
いったん値動きが雲の中に突入すると、今度は外に出るにもエネルギーが必要となります。
雲の境界で、逆方向に跳ね返されることが多い、と覚えておいて下さい。
なお、単純移動平均線は、すべての時間軸のチャートで同程度に有効ですが、一目均衡表の雲は、日足での有用性が特に強いです。日足の一目均衡表の雲は、日足の単純移動平均線よりも、強力です。なぜなら、海外のトレーダーに、日足の一目均衡表を見てトレードしている人が多いからです。みんなが見ているから、有効。繰り返しになりますが、それがFXの原則です。
一目均衡表は、単純移動平均線のように複数は表示させず、ひとつのパラメータセットだけ表示させます。
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